2010年2月5日金曜日

THE VAN GOGH CAFE にて 




日差しは春めいてはきているけれど
まだまだ氷点下の日々。
どうにも 外へ出掛ける気になれず
ほぼ毎日 家で片付け(3年分)に追われて過ごしている。

片付け、編み物、ヌカ漬けの世話、、、、

ふと息子の図書館主催のチェスクラブの待ち時間に
子供の本の棚で見かけた本。
これは、、、、、確か日本語版も
かもめブックスで置いていた本だ。
店で扱っていながら 実は読んでいなかった本。
いわゆるジャケ買いのような感じで仕入れた一冊。

THE VAN GOGH CAFE

何だかわからないけれど無性に読んでみたくなり
借りて帰った。

カンザス州にあるというヴァン・ゴッホ・カフェ。
長髪の髪をポニーテールに結わえた父親と
カフェを学校の始まる時間まで手伝っている10才の娘。
この二人が主人公だが やはり物語の主体は
カフェそのものにある。
カフェにやってくる人たちが織り成す小さな出来事。
アメリカに住んでいるからこそ わかるようなニュアンスもあって
読んでいてそのことに妙に感動したりして、、、。

いいなぁと思うのは 話が別段ハートウォーミングなものではなく
起こった出来事を絵を描くような感じで 描いていること。
やはり 話の中心はカフェの存在そのものにある。

1日であっという間に読んでしまったのだけれど
なぜか 後を引くものがある。
何だろう、と 数日考えてみたところ
ヴァン・ゴッホ・カフェの存在はかもめブックスと
似ているところがあったのである。

そう そこでは 日々 何故かマジックが起きていたのだ。
そして 3年経った、いま、妙にそれが懐かしい。
このところ VAN GOGH CAFE的なものを
探し続けている。
何かにつながっていくことを 願いながら。

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