この冬は ひたすらスープを作って食べた。
木のスプーンは ステンレスのそれよりも
何だかほっこりする気がする。
木のスプーンで思い出すのは
「さんびきのくま」のワンシーン。
森の中で迷った女の子が 留守中のクマの家に
あがりこんで 勝手にスープを食べ、椅子を壊し、
挙句の果てに 昼寝をはじめ、
帰ってきたくまの家族に見つかり、
スタコラサッサと逃げる、例のロシアの昔ばなしだ。
その家のスープ、木のテーブルに木の器に木のスプーン。
なんだかおいしそう。あこがれちゃうなぁ、、、と
夏にわざわざ日本から木のスプーンを買って帰ったのだ。
そのことを息子に話して このスープもおいしそうじゃない?
と聞いたら えー、だけど あの話はさ、
スープじゃなくて ポーリッジだったよ。
ちょっと 違うんじゃない?
と 言われてしまった。
あれ、そうだったけ。
長年 そう思い込んでいたのは私だけ?
、、、、、解せないなぁ。