この冬は何かがおかしい。
夏が恐怖だ。
さて 13号の絆特集、思った以上に好評を得まして
嬉しい限りでございます。
毎号あることなんだけど 載せきれなかったものが
必ず出てくるのです。
それで 今回は補足として
「チリンのすず」の作者、やなせたかしの初期の作品を紹介。
アンパンマンで国民的人気を得た彼だが、
それ以前は「詩とメルヘン」という雑誌の
編集長をしていた経緯もあって 当時は
詩的情緒のあふれた絵本を作ることができたようだ。
「詩とメルヘン」は私が古本屋修行時代に
けっこう目にすることのあった雑誌で
70年代の匂いのプンプンする魅力的な雑誌だった。
しかも「読者による詩の投稿」が主だったので
そこがまた面白く感じられた。
本当にアナログの時代の産物という感じ。
チリンのすず、と同じくらい親子の絆を
感じさせる絵本、「やさしいライオン」。
とてもアンパンマンの作者の絵と思えないタッチである。
絵本の中身の紹介はそのうちFHFで書くけれど
もしどこかでこの絵本を目にすることがあったら是非読んでください。
その詩のような文章にどっきりします。
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